2025.06.11
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転職ブログ#13【転職サイト vs 転職エージェント/異なる点と選び方】
目次
はじめに:情報が多すぎて迷うあなたへ
「転職を考えているけどどのサービスを使えばいいのか分からない」
「転職サイトとエージェント、何がどう違うの?」
そんな悩みを抱えていませんか?
現代の転職市場は選択肢が豊富で、情報が多すぎるため混乱してしまう方も多いはず。
特に「転職サイト」と「転職エージェント」は似たように見えて、実はサービスの中身がまったく異なります。
この記事では、両者の違いを徹底的に解説した上で
メリット・デメリット/向いている人の特徴/併用のコツ
まで網羅的にお伝えします。
まずは定義を明確にしましょう。 ■転職サイトとは? 求人情報が掲載されたウェブサイトで、求職者が自分で求人を検索・応募できるサービスです。 代表例:リクナビNEXT、doda、マイナビ転職など… ▼特徴 ・求人が一覧で見られる ・登録だけで使える ・自分のペースで進められる ■ 転職エージェントとは? 専任のキャリアアドバイザーがつき 求人紹介・面接対策・条件交渉などをサポートしてくれるサービス を指します。 代表例:リクルートエージェント、dodaエージェントなど… ▼特徴 ・アドバイザーによる個別支援 ・非公開求人が豊富 ・内定・入社までサポートあり 「セルフ型」と「サポート型」の違いとも言えます。第1章:「転職サイト」と「転職エージェント」の違い
≪求人サイトのメリット≫ ✅自分のペースで進められる 転職サイトの最大の魅力は自由度。自分のタイミングで求人を検索・応募でき、仕事が忙しくてもスキマ時間に情報収集ができます。 ✅求人数が圧倒的に多い 特に大手サイトでは10万件以上の求人を掲載していることも珍しくありません。業界や職種も幅広く「とりあえず情報収集から始めたい人」にはぴったり。 ✅匿名で活動しやすい プロフィールを非公開にしたり、現在の勤務先をブロックできる機能があるため在職中でも安心して利用できます。 ≪求人サイトのデメリット≫ ❌ 自己管理が必須 求人選び、応募、日程調整、面接対策、条件交渉などを全て自分で行う必要があります。情報過多で迷いやすく時間がかかることも。 ❌ 企業とのやり取りが面倒 メール・電話などで企業と直接やりとりする必要があり、働きながらだと負担を感じる人も多いです。 ❌ 自分に合っている求人か判断が難しい 求人票には良いことしか書かれていないことも多く、実態がわかりにくいのが難点。第2章:転職サイトのメリット・デメリット
≪エージェントのメリット≫ ✅プロが寄り添ってくれる キャリアアドバイザーが希望をヒアリングし、希望に合った求人を紹介してくれます。自分の強みや方向性に迷っている人には心強い存在となることでしょう。 ✅非公開求人が多い 企業側の事情で一般公開されていない非公開求人を多数保有しています。競争率が低く、好条件のものが多いのが特徴です。 ✅面接対策・年収交渉までサポート 職務経歴書の添削、模擬面接、企業との年収・条件交渉まで代行してくれるため、選考通過率や満足度が高まります。 ≪エージェントのデメリット≫ ❌連絡頻度が高め 担当者によっては頻繁に連絡が来たり、急ぎの対応を求められることも。マイペースに進めたい人にはストレスになる可能性があります。 ❌相性の良し悪しがある 担当アドバイザーとの相性に左右されがち。相性が悪いと進捗が悪くなる可能性があります。 ❌求人の提案に偏りがあることも エージェントは企業からの報酬で成り立っているため報酬の高い求人を優先されることも。紹介される求人が「あなたにとってベスト」かどうかは冷静に見極める必要があります。第3章:転職エージェントのメリット・デメリット
✅ 転職サイトが向いている人 ・自分で調べて行動するのが好き ・まだ具体的に動くか決めていない ・忙しくてアドバイザーとのやり取りが煩わしい ✅転職エージェントが向いている人 ・自分の強みや方向性に自信がない ・面接が苦手で添削やアドバイスが欲しい ・本気で転職を成功させたい/年収UPしたい 自分の性格や状況に合わせて無理のない方を選びましょう!第4章:結局どっちがいい?タイプ別おすすめ選び方
転職サイトと転職エージェントを併用するのも効果的です。 ▼ 併用のメリット ・幅広い求人情報を知ることができる ・比較しながら自分に合う求人を絞れる ・エージェントで紹介されない企業にも応募できる ✅ タイミングで切り替えるのがコツ 転職活動のフェーズに応じて使い分けることも可能です。 ・初期段階(情報収集・自己分析) ・中期段階(応募・書類準備) ・後期段階(選考・交渉・入社) もちろんあえてどちらか一方に絞るという方法もありますが、併用することで「自分が見逃していた選択肢」や「より良い条件の企業」に出会える可能性が高まります。 ▼併用の際の注意点 併用する際には注意点もあります。第5章:併用という最強戦略
→ 転職サイトで求人を検索しながら希望条件や業界動向を整理する。
→ エージェントに登録し、客観的な視点から職務経歴書や面接対策を受ける。
→ エージェントのサポートを活用して、年収交渉や内定後の対応までスムーズに行う。
・サービスごとのルールを確認する 同じ企業でもエージェント経由とサイト経由で応募できない場合があります。「二重応募」はトラブルのもとになるので事前に確認しましょう。 ・ 情報を鵜呑みにしない エージェントも求人票も「魅力的に見せるプロ」です。複数の情報源を比較して、冷静に判断しましょう。 ・キャリアの軸を持つことが大切 どんなに便利なツールも自分の軸がなければ振り回されてしまいます。希望条件、譲れない価値観、やりたい仕事など最低限の「自分の地図」を持っておくことが成功の鍵です。 第6章:失敗しないための注意点
ここからは、実際に転職サイトや転職エージェントを活用して成功した人たちの事例を紹介し、それぞれがどのような工夫や判断を行ったのかを見ていきます。 理論だけでなくリアルな体験談を通して自分の状況に近いケースを参考にしてみましょう。 ◾ ケース①:営業職から人事職へキャリアチェンジ(28歳・女性) 彼女は前職で営業をしていたものの「人と深く関われる仕事がしたい」と感じて人事職への転職を決意。最初は転職サイトを使って求人を検索していたが、自分に合った求人が分からず不安を感じエージェントに登録。 アドバイザーとの面談を通じ「前職でのコミュニケーション力が人事でも活かせる」と指摘され、自信を持って応募。結果、未経験から人事職への転職に成功。「一人で探していたら見逃していた求人だった」とのこと。 ◾ ケース②:ITエンジニアが年収アップを実現(35歳・男性) 現職の年収や待遇に不満を持っていたため、試しに転職エージェントに登録。アドバイザーとの面談で「今のスキルを客観的に評価」され、想定以上の条件で複数社からオファーを獲得。 「自分では高望みかと思っていた企業にも推薦してくれた」と話すように、第三者の後押しでチャレンジできたのがポイント。結果として年収120万円アップ&フルリモート勤務の企業へ転職成功。 ◾ ケース③:子育てと両立できる働き方を模索(32歳・女性) 「フルタイムは厳しいが、社会との繋がりを断ちたくない」との思いで転職活動を開始。最初は転職サイトで探していたが、条件に合う求人がなかなか見つからずエージェントに相談。 結果、時短勤務OKのバックオフィス職に出会い、家庭と両立できる理想的な働き方を実現。「求人票にない社内の雰囲気や、制度面も教えてもらえたのが安心材料だった」とのこと。 第7章:実例で見る!成功者の使い方
転職サイトと転職エージェントのどちらを使うか迷ったときに役立つ選び方のポイントをまとめました。自分の状況や希望に照らし合わせて確認してみてください。 ①転職活動の経験はあるか? ・未経験・初めての転職:エージェントがおすすめ。プロのサポートで不安を軽減。 ・転職経験があり:転職サイトでも対応可能。 ②求める求人の種類は? ・幅広く求人を見たい:転職サイトをチェック ・非公開求人や自分に合った求人を紹介してほしい:エージェントに相談が吉 ③どれくらいのサポートが欲しいか? ・自己管理が得意:転職サイトでもOK ・応募書類の添削や面接対策も受けたい:エージェントの利用がベスト ④時間的な余裕は? ・忙しくて調べる時間がない:エージェントの代行サービスで楽々 ・時間に余裕がある:求人サイトとエージェントを併用して情報収集 ⑤希望条件は明確か? ・希望条件が固まっている:転職サイトで自分で探してもgood ・何を優先したらいいかわからない:エージェントに相談して決めてもらう第8章:迷ったらどうする?選び方の最終チェックリスト
さいごに:自分に合った選び方で、転職はもっとラクになる
転職は人生の大きなターニングポイント。ですが、すべてを一人で抱え込む必要はありません。
・気軽に求人を見たいなら「転職サイト」
・プロの力を借りたいなら「転職エージェント」
両方をバランスよく使いこなせれば転職成功の可能性はぐっと広がります。
選ぶのは「どちらが優れているか」ではなく「あなたにとって合っているかどうか」です。
焦らず自分のスタイルに合った方法で、納得のいく転職を目指しましょう🌟
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