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2025.07.16

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転職ブログ#18【面接で落ちる人に共通する7つの誤解~なぜうまくいかないのか?原因と打開策を“人材のプロ”が徹底解説~】

はじめに:自信を失う前に知ってほしい7つの誤解

「また面接で落ちた」「なぜ通過しないんだろう」


そんな声を私たちは日々の転職支援の中で何度も聞いてきました。

面接で不合格になる理由は一見バラバラに見えますが、

実はその裏にはよくある誤解が潜んでいるケースが非常に多いのです。

 

この記事では、転職エージェントとして何百人もの面接対策をサポートしてきた経験をもとに

面接で落ちる人に共通する7つの誤解」

をひとつずつ丁寧に解説し、どうすればそこから抜け出せるのかをお伝えします。

 

誤解「面接官に嫌われなければ受かる」

誤解の背景

「面接って、印象が大事でしょ?」

そう思って過剰に相手の顔色を伺い、いい子を演じようとする人がいます。

確かにマナーや第一印象は大切ですが「好かれること」と「評価されること」は別物です。
面接官が見ているのは好印象よりもマッチ度です。

 

本当の評価基準はここ

 

・自社のカルチャーや価値観に合いそうか

・職務をこなすスキル・経験があるか

・入社後に定着・活躍できる可能性があるか

 

などやさしい人・いい人であることだけでは不十分なのです。

 

 

対策:媚びるより「価値提供」の視点を持つ

あなたが企業に対して「どんな価値を提供できるか」を自分の言葉で伝えることが何よりも重要です。

自分を小さく見せたり迎合するよりも
「自分はこういう経験があって、御社でこう活かせると思います」

と誠実に話せる人のほうが圧倒的に評価されます。

 

 

誤解「職務経歴書に書いてあるから話さなくてもいい」

誤解の背景

「書類に書いてあることをまた話すのって意味あるの?」
そう思って淡々と話を流す人も多いですが、面接はライブだと思いましょう。

面接官はあなたの「声と言葉」で情報を再確認し深掘りしたいのです。

 

面接官のホンネ

書類はあくまで入口で、面接官が本当に知りたいのは

 

・この人が本当に自分の言葉で語れるか

・話の内容と書類の印象に矛盾がないか

・どのくらい熱意を持っているか

 

書類がどれだけ良くても、本人の口から確信を持って語られなければ評価はされません

 

対策:職務経歴を「自分の言葉で語れる」ように

たとえば「接客リーダーを任されました」と書いてあっても、

面接でその実態が語れないと意味がありません。

きちんと自分の口から語れるよう、以下のような準備をしておきましょう。

・成果や工夫をエピソードとして語る準備をする

・どんな課題があってどう対処したか?を説明できるようにする

・数字や役割チームの構成なども整理しておく

 

 

誤解「企業に合わせて答えるのが正解」

誤解の背景

「相手が求めていることを言わないといけない」と考えすぎると自分の意見や本音をすべて抑え込んでしまいがちです。

結果として、受け答えが無難すぎて印象が薄くなり選考から外れるということも。

 

「合わせすぎる」は逆効果

もちろん、企業の求める人材像を理解して言葉を選ぶのは大切ですが「迎合」は違います。

面接官はあなたが自社に合うかどうかを見極めたいので、
あなた自身が何を大切にしているのか”“どんな働き方をしたいのかを語らないと判断できません。

 

対策:価値観のすり合わせの場と捉える

面接は選ばれる場ではなくお互いに合うかを見極める場です。

・「この会社、自分に合うかな?」という視点で質問する

・自分が大切にしていることをしっかり言葉にする

・働き方の希望や価値観のすり合わせを遠慮なく行う

 

その結果「合わない」と判断されるのはむしろ良いことです。

誤解「面接ではミスをしてはいけない」

誤解の背景

「噛んだら終わり」「間違えたら落ちる」と完璧を求めすぎて緊張で真っ白になる方は多いです。

でも、面接官は機械のような正確さを求めているわけではありません。

 

面接官が見るのは「誠実さ」と「立て直し力」

人は誰でも間違えます。

 

・間違えたときにどう対処するか

・伝え直そうとする誠実さ

・緊張しても前向きに話そうとする姿勢

などから人間性社内でのコミュニケーション力を見ています。

 

対策:「間違えてもいい」と自分に許可を出す

・噛んでもいい、言い直してもいい

・完璧より丁寧で誠実な言葉を選ぶ

・一度崩れても立て直す力があれば好印象になることもある

 

面接で過度に緊張するのを抑えてくれる効果もあります。

誤解「アピールは強く言えば伝わる」

誤解の背景

自分を売り込もうと

「私は責任感が強いです!」「協調性があります!」

と力強くアピールする人がいますが言葉だけで強調しても伝わらないことが多いです。

 

面接官が知りたいのは「エピソード」

言葉に説得力を持たせるには“具体的な背景”が必要です。

面接官は「なぜそう言えるのか?」「どんな経験があるのか?」を聞きたがっています。

 

対策:エピソードで裏付けを

ポイント:結論→背景→行動→結果→学びや強み(まとめ)の順で構成しましょう。

結論:「責任感が強いです」

背景・状況説明:「前職で◯◯を任されて…」

行動:「期限が厳しい中、◯◯の工夫をして…」

結果:「納期を1週間早めて納品できた」

そこから得た学びや強み:「自分なりに責任を持って…」

誤解「志望動機はキレイにまとめるべき」

誤解の背景

転職理由や志望動機を「企業に気に入られそうな言い方」に寄せすぎて、本心がぼやける人がいます。

でも、正しい答えを言おうとするよりも、自分の言葉で語る方が面接官には刺さります。

 

大事なのは「リアルさ」と「一貫性」

面接官は「この人の過去〜現在〜未来がつながっているか」を見ています。

 

・表面的に整った志望動機よりも、

・なぜ転職したいと思ったのか?

・なぜこの業界・この会社なのか?

・ここでどう成長していきたいのか?

 

という流れが、あなたらしい言葉で語られているかを重視します。

 

対策:自己分析を深める

それっぽい志望動機を作るより、以下のような問いに時間を使いましょう。

・「今の仕事で満たされなかったことは?」

・「次の職場では何を大事にしたい?」

・「なぜこの会社なのか?」

 

それを自分の言葉で語れると面接官にも自然と伝わります。

誤解「準備した答えをそのまま話せばいい」

誤解の背景

面接対策をがんばる人ほど完璧な答えを暗記して臨もうとしますが、それが裏目に出ることも多いです。

なぜなら、準備されたセリフはすぐに見抜かれてしまうからです。

 

面接は「対話」。自然さが大事

面接官は「この人と一緒に働きたいかどうか」を見ているので、会話のキャッチボールができるかを大切にしています。

 

・セリフを読み上げるような話し方

・想定質問しか答えられない受け答え

・笑顔や相づちが少ない

 

こうした姿勢では、どんなに内容がよくても印象が悪くなってしまいます。

 

対策:話す練習は「暗記」ではなく「対話形式」で

  • ・模擬面接で人に聞いてもらう
  • ・録音して客観的に聞いてみる
  • ・相手の目を見て話すことに意識を向ける

準備は大切。でも対話として伝える練習こそが、合否を大きく分けるカギです。

    まとめ:誤解を解いた先にある“通過力”

    面接で落ちてしまう人は「努力していない」わけでは決してありません。
    ただ方向性を間違えているだけなのです。

     

    今回ご紹介した7つの誤解は誰もが陥りやすいものばかり。
    でも、それを理解し修正するだけで面接通過率は確実に上がります。

     

    ✅ 最後に:今日からできる見直しポイント

    ・自分をよく見せるより「何を提供できるか」を語る

    ・対話のつもりで面接に臨む

    ・志望動機や経歴は、自分の言葉で語れるようにする

    もし、今の転職活動が思うように進んでいないなら

    一度立ち止まって「誤解にハマってないか?」と自分に問いかけてみてください。

    あなたの可能性は、ほんの少しの“誤解”を解くだけで開かれていきます

     

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