2025.07.31
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転職ブログ#20【エージェント目線で見た「企業が絶対に採用したい人」とは ――数千社の採用現場を見てきたプロが明かす採用したい人の“本当の共通点”】
目次
はじめに:「企業が求めている人材像」って結局どんな人?
これは多くの求職者が気になる疑問でしょう。
求人票を見れば「自立的な人」「成長意欲の高い人」「チームで動ける人」など
よくあるワードが並んでいますが、本当にそれだけでしょうか?
実際に企業と日々やりとりしている私たちエージェントの立場から見ると
「企業が心から“この人を採りたい”と思う人」には明確な共通点があります。
本記事では
・私たちエージェントが企業から聞いた“本音”
・実際に採用された人の共通項
・逆に落ちた人に足りなかった要素
などをもとに企業が絶対に採用したいと感じる人材の条件を徹底解説します。
✅ 採用は「リスクと期待」のバランスで決まる 企業が採用に踏み切るとき、判断しているのは主にこの2つです。 リスク:この人を採ったら失敗するかも 期待:この人なら活躍してくれそうだ つまり「採用しても問題なさそう」ではなく第1章:企業が「絶対に採りたい人」とは“採用の意思決定が早くなる人”
「この人ならぜひ一緒に働きたい!」と思わせることが重要です。
① 情報整理力が高く話がわかりやすい 話に無駄がなく質問に対して結論から返せる ② 「何をしたか」ではなく「何を考えて動いたか」が語れる 実績や業務内容だけでなく思考・判断・行動プロセスを語れる ③ 会社選びの軸が明確でブレがない 語られる志望動機が企業にピッタリ当てはまる ④ 成果と失敗の両方に誠実 成功体験を語るだけでなく、失敗から何を学んだかを語れる ⑤ チームでの貢献意識が強い 「自分がどう役に立てるか」を言語化できる ⑥ “感じがいい人”は強い → 一緒に働くことを想像したとき「この人と働きたい」と思わせる雰囲気がある第2章:エージェントが見てきた採用される人に共通する6つの特徴
→ 論理的かつコンパクトに話せるだけで好印象を得やすい
→ 特にマネジメント層はここを重視する傾向にある
→ 複数企業を受けていても発言に一貫性があるため好印象を得やすい
→ 成長できる人材としての信頼が得られる
→ 「会社に入って何がしたい」より「何を提供できるか」と語れる
→ コミュニケーションの誠実さ・礼儀正しさが伝わり、職場になじみやすいと思われる
多くの求職者が「自分にはスキルが足りない」「経験が浅い」と不安を抱えています。 しかし企業が採用を決める際に重視しているのは それ以上にこの人が環境を変えても成果を出せそうかという「再現性」と「素直に学ぶ姿勢」です。 ▼企業が見る「再現性」とは? ・前職で成果を出したときの“考え方と工夫” ・新しい仕事に入るときの“学び方” ・トラブルがあったときの“乗り越え方” これらを語れる人はどんな業界・職種でも活躍できると判断されやすいです。第3章:「スキル」より「再現性」と「姿勢」が評価されている現実
▼営業職 ・数字を使って成果を語れる ・顧客志向・課題解決力を示せる ・受け身ではなく、仕掛け型の営業経験がある ▼事務・管理職 ・業務フロー改善などの工夫がある ・ルーティンに対する効率化意識がある ・ミスが少ない/正確性への意識が高い ▼エンジニア・IT職 ・自走力とチーム開発経験のバランス ・技術だけでなく、ビジネス理解もある ・コミュニケーションが取れる技術者 ▼未経験・ポテンシャル枠 ・学習意欲とキャッチアップスピード ・なぜその業界・職種を選ぶのかの明確さ ・現職での成果や努力を語れること第4章:職種別に見た「採用したくなる人」の特徴
第5章:採用担当者が「この人いいな」と思う瞬間とは? ◎説明が端的かつ質問にストレートに答えられたとき ◎志望理由に「自社だからこそ」の視点があるとき ◎自社の文化や価値観に合っていると感じたとき ◎表情や反応に“素直さ”と“前向きさ”が感じられたとき エージェントが横で見ていても「あ、この人通るな」と思える瞬間が何度もあります。
それは能力やスキルの高さだけでなく伝え方・考え方・雰囲気が大きく影響しています。
第6章:「この人は落ちる」と思われてしまうNGパターン ◎キャリアの一貫性がなく説明も弱い ◎自分の希望ばかりを優先し企業目線がない ◎話が長く結論が見えない ◎ネガティブな話題(愚痴・批判)に終始する ◎最後に「特に質問はありません」と言ってしまう こうした要素があると「カルチャーフィットしないかも」「成長しなさそう」と判断されてしまいます。
第7章:採用される人になるために、今からできること ◎過去の経験を「思考・工夫・改善」で語れるようにしておく ◎「自分は何ができる人か」を1分で話せるように準備する ◎どんな企業にも応用できる価値提供視点を鍛える ◎第三者に模擬面接してもらい、話し方を客観視する ◎企業研究の質を上げ、会社に行きたい理由を磨く
企業が最後に採用を決めるとき、最も大事にするのは「この人と働きたいかどうか」 ✅ 話がわかりやすく、誠実 これが企業が採りたいと思う人の正体です。まとめ|企業が絶対に採りたい人は「一緒に働きたい人」
つまり、スキルや経験以上に問われているのは人間性・価値観・姿勢です。
✅ 素直で学習意欲があり、前向き
✅ 自分の経験を自分の言葉で語れる
✅ チームに貢献したいという意志がある
おわりに
「企業が求める人材像」は決して遠い存在ではありません。
むしろ、あなたが自分の強みや価値を言語化し、
伝え方を工夫することで誰でも“採られる側”に変わることができます。
必要なのはスキルよりも準備と視点の切り替えです。
もし「自分ではどう整理していいか分からない」という方は
私たちのようなエージェントをうまく使ってください。
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