2025.04.16
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転職ブログ#06【求人倍率って?転職する前に知っておきたい“市場のリアル”】
昨今TVCMやSNSなどで転職の広告をよく見かけます。
「退職代行」という新サービスも出てきており、
退職のハードルが下がることで、転職に踏み込む方も多く見られます。
転職市場が盛んな中でも
「なかなか内定が出ない」「そもそも書類に通らない」
こういった悩みを持っている方も多いと思います。
そこで大切なのは、
世の中の“求人の動き”を知ること。
そのカギとなるのが「求人倍率」という指標です。
この記事では、求人倍率の意味から、転職にどう活かせるかまでご紹介します!
目次
◆求人倍率とは?◆
求人倍率とは
「求職者1人あたり、何件の求人があるか」を表す指標のことです。
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例)
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◎求人倍率が「2.0倍」の場合
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⇒仕事を探している1人に対して、求人が2つある状態。人手不足の状態で仕事が選びやすい。
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◎求人倍率が「0.5倍」の場合
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⇒仕事を探している1人に対して、求人が0.5つある状態。仕事が少なく競争が激しい。
1人あたりに何件の求人があるか?という目安になります。
求人倍率を把握した上で、転職活動を有利に進めていきましょう!
求人倍率が高いとどうなる?低いとどうなる?
◆求人倍率が「高い」場合(例:2.0倍)
これはつまり、「人手不足で困っている企業が多い」という状態。
求職者にとっては選べる求人が多く、比較的転職しやすい状況です。
✔️ 給与や待遇が上がりやすくなる
✔️ 書類通過率や内定率も少し上がる傾向に
◆求人倍率が「低い」場合(例:0.8倍)
これは「求職者の方が多い=競争が激しい」状態。
企業は応募がたくさん来るので、条件を絞ったり、即戦力を求めやすくなるんです。
✔️ 書類で落とされやすくなる
✔️ 面接での「選ばれる力」がより重要に
業界・職種で全然違う!?「平均求人倍率」の罠
ここで注意しておきたいのが「平均求人倍率」の見方。
たとえば、2025年現在の全国平均の求人倍率はおよそ1.3倍前後。
「1倍を超えているなら、仕事はあるってことかな?」と思いがちですが……
実際は、業界や職種によって倍率は全然違うんです!
▼ 求人倍率が高い業界
- ・建築業界 → 7.0倍以上
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・介護・福祉 → 4倍以上
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・エンジニア→ 3倍以上
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・飲食・販売(接客)→2倍以上
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これらは人手不足が深刻で、未経験も受け入れやすい業界です。
特に建築業界は7倍を超えており、1人につき7社企業を選べる状態です。
▼ 求人倍率が低い業界
- ・一般事務 → 約0.3倍
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・広告・出版 →約 0.2倍
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・エンジニア→ 3倍以上
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つまり、全体の平均求人倍率が高かったとしても
「自分の希望職種の求人が多い」とは限らないってこと。
「自分の狙う職種の求人倍率」を見るのが、本当の戦略です。
都道府県別求人倍率
業界・職種別の求人倍率に目を通していただいたところで
次に着目するのは都道府県別求人倍率です。
自分の希望する勤務地によって大きく異なるため
業界・職種別求人倍率と掛け合わせ転職活動を進めていきましょう。
▼ 求人倍率が高い都道府県
- ・東京都→約1.78倍
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・福井県→ 約1.7倍
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・石川県→ 約1.6倍
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企業数に比例するため、受け入れ先の多い東京都はトップです。
また北陸の方では地元を離れる若者が多く、人手不足が続いている状況です。
上京・引っ越し費用を負担してくれる企業などもあるため
転職を機に上京することも視野に入れてはいかがでしょうか。
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▼ 求人倍率が低い都道府県
- ・神奈川→約0.9倍
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・沖縄 →約 0.97倍
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・北海道→ 約 0.97倍
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観光名所の多い地域では地元を離れる人が少なく
人手がうまく循環する傾向にあります。
また、地方では企業数が少ないため
必然的に競争率が高くなる傾向にあります。
未経験でも転職しやすい時期はいつ?
求人倍率には「季節性」もあります。
知っておくだけで、転職成功率がグッと上がるので要チェック。
✔️ 求人が増えるタイミング
- 2月〜3月:新年度に向けた採用(決算前で人が動く)
- 9月〜10月:下半期の組織再編・採用強化
この時期は未経験でも「育成前提」で採用する企業が増えます。
「今がどういう時期か」「求人倍率がどう動いているか」
を見ながら動けると、かなり有利なんです。
求人倍率から分かる、未経験者に“今”チャンスの職種
最後に、未経験からでも転職しやすい業界・職種をご紹介します。
①インフラエンジニア
②営業職
③販売・飲食業界
④介護・福祉業界
✅ インフラエンジニア
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・研修あり、将来的にリモートあり、未経験OKが多い
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・求人倍率は高めで常に人材不足
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・経験を積めばゲーム業界やIT業界など多数業界への転職可能
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・未経験OKであることがほとんど
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・接客経験やコミュニケーション力が活かせる
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・求人倍率も1.5倍以上と安定して高い
✅販売・飲食業界
・未経験OKであることがほとんど
・賃金UP企業多数
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・アルバイト経験がそのまま活かせ即戦力に
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✅介護・福祉業界
・働き方改革により給与UP企業が多数
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・働きながら資格取得可能
-
・少子高齢化により長期的に需要が増え続けている
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まとめ
今回は「求人倍率」についてご紹介しました。
ここで問題です。
「事務職×地方」「建築職×東京」
どちらの求人が内定が出やすいでしょうか?
こちらの記事を見ていただいた方であればもう答えは出てると思います!
世の中の“求人の動き”をきちんと把握し、転職活動を有利に進めていきましょう!
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